《呪い捕らえ/Cursecatcher》

　昨日まで、触れられなかった（と言うよりカバレッジを書くことでわざと触れなかった）ことがある。GPTも楽しかったが、やはり世間の目はその裏番組（地球的な意味で）のPTハリウッドに向いていただろう。かく言う俺も、どんなデッキが勝ち上がるのか、非常にwktkしながら週末を迎えていた。

　そして土曜日。GPTで俺がBYEさんとの死闘を征し、僅かばかりの休息の時間を満喫していたときである。おそらく上位テーブルのデッキチェックのため、俺のすぐ近くの席でジャッジがカードを並べ始めた。俺はその一瞬、自分の目を疑った。《銀エラの達人/Silvergill Adept》《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》《アトランティスの王/Lord of Atlantis》?まさかマーフォーク?そう言えば3ラウンド終了時に嫁に誘惑撒きさんが言っていた「マーフォークにブン回られて負けた」といった言葉が思い出される。この会場には俺以外のマーフォークが、しかもそれなりの数いて、それなりに勝っている。なぜだ?今までマーフォークはT2どころかメタ外のローグデッキ扱いを受けていたではないか。それが突然どうしたんだ?

　その答えは俺の携帯電話が教えてくれた。PCサイトビュアーに映し出された文字、それはPTでのマーフォークの大躍進だ。使用人数ではヒバリを追い抜いている。その影響なのか?

　日曜日の夜中。日付は回っていたから月曜日と言えなくもない。ベスト8にはマーフォークが一人入っていた。使用人数も載っていた。どこかのまとめを確認すると、マーフォークの初日突破率は50％オーバー。同系対策兼《変わり谷/Mutavault》対策としてサイドに《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin》が入っているものさえもあった。おかしい。更新ボタンを押すと、ベスト4のメンツが出揃っていた。マーフォークは勝っていた。しかし、準決勝で当たるのは中村修平さんの操る黒緑エルフ。正直ここまでだと思った。日本でマーフォークが流行らなかった理由との直面。なかしゅーさんが3連続事故でも起こさない限り負けると思っていた。ベスト4でも凄い、そう思っていた。

　朝起きてパソコンの電源を入れ、公式ページを覘き、ライブビデオを立ち上げる。ちょうど決勝戦の第3ゲームが始まったばかりだった。そこになかしゅーさんの姿はなかった。黒緑エルフを操っているのは外人さんで、その向かいにはマーフォークデッキを駆るプレイヤーの姿があった。そのゲームはほぼ為す術無く敗れてしまったが、我々に「マーフォーク=強い」と思わせるには十分だった。

　さて、これから日本選手権予選のシーズンが到来する。おそらく、今までよりかは使用人数は増えるだろう。《呪い捕らえ/Cursecatcher》の値段は急上昇するだろうし（俺は1マナ域なら《潮刻みの神秘家/Tideshaper Mystic》のほうが強いと思ってるが）、ヒバリがサイドに《マーフォークの暗殺者》を入れる日が来るかもしれない。その日も、俺はマーフォークを使っていることだろう。自分のデッキこそが最強だと信じて。

♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪，;★;，♪

　てな訳で、授業は午前中だけだったので、横浜駅まで行ってきた。途中、銀行で口座作ろうかと思ったんだけど、こっちにすんでる証明書ってのが無かったから作らなかった。明日もう一回行ってみよう。3時までに付けるかどうかは微妙だけど。

　ここで俺の横浜巡回コースを紹介しておきたい。たいていはこのとおりに行動する。たまに楽器屋に寄ったりもするけど。

横浜駅→アニメイト→イエサブ横浜店→イエサブ横浜ムービル店→帰宅

　な　ん　と　い　う　駄　目　人　間　。

　で《冠雪の島/Snow-Covered Island》とか4枚目の《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》とかウルトラプロのスリーブ（高!）を購入。所持金が1000円を切った。月末はいつもこうなるのかな。バイト料も月末払いだし。先週は150円だったあのカードがもう350円になってた。何であの時4枚目も買っておかなかったんだ俺。でもこれが4枚無いとエルフには勝てないよなあ。フィルターランドは買える筈も無く。

　そういやアニメイトで漫画やら小説やらを買って（早くDN先生はamazonに対応すべきだと何度言ったら）、レシート見たら1700円ちょっとだった。これよりも高いカード買うって、なんかすごいものに嵌ってるんだなあと実感した。後悔はしてないけど。

　しーゆーねくすとたーん。