《墓忍び/Tombstalker》
2010年8月30日 MTG/Coverage 先日行われた、鴨葱杯(レガシー)の決勝ラウンドのカバレッジです。今回は時間の都合上、準々決勝と準決勝分のみです。いつものごとく、文中は敬称略です。何か問題がありましたら、責任はすべて筆者にありますので、コメント欄からご指摘ください。
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「第11回鴨葱杯@板橋 Quarterfinals 佐藤慎也 vs 竹石宏治」
65人の参加者が集まった鴨葱杯。予選ラウンドを勝ちあがった8名の試合の中から、ゴブリンの竹石と、Team Americaを駆る佐藤の試合をお送りしたい。
ダイスロールで5のゾロ目を出した竹石に対して、6のゾロ目で快勝した佐藤の先手でゲーム開始。
Game1
7枚でキープした佐藤に対し、竹石は土地3枚のハンドながら、序盤の展開が少ないハンドをマリガン。次の6枚には《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》があり、これを1ターン目に場に送る。
一方の佐藤の立ち上がりは2ターン目の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。竹石はこれを《棘鞭使い/Stingscourger》でバウンスし、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のアタックを通す。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》が飛び出して、《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》がハンドに加えられる。
佐藤は《思案/Ponder》を挟み、再びの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。竹石は《棘鞭使い/Stingscourger》のエコーを払わず、2枚目の《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》からさらなる《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》を手札に加える。
佐藤は勇躍《タルモゴイフ/Tarmogoyf》で殴りかかり、2体目の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を場に加える。竹石は《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を場に加えるも、3つ目の赤マナがないためこのターンのアタックはない。
2体の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をレッドゾーンに送り込んだ佐藤の次の手は3体目の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。このターン終了時に、《Underground Sea》が《不毛の大地/Wasteland》で割られ、佐藤の場には青マナがなくなる。
竹石はアドバンテージを稼ぐべく《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》をプレイするが、これは《Force of Will》の的に。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》が3体で殴りかかり、竹石は2体を《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》でチャンプブロック。残りライフは7となる。そして佐藤が苦笑いとともにプレイしたのは4枚目となる《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。竹石は2枚目の《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》をプレイし、これが通ると、4枚ともHit!《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を場に加えるも、アタックにはいけない。
佐藤は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を1体残して3体でアタック。これを《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》と《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》でチャンプブロックし、残りライフは3。《Hymn to Tourach》でハンドを攻撃されるも、返すターンで竹石は《棘鞭使い/Stingscourger》で残った《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をバウンスし、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》だけでアタック、《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》が《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》を与え、もう一体の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を焼き殺す。
しかし、佐藤が止めとばかりにキャストしたのは《墓忍び/Tombstalker》。
竹石のトップデッキは《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》!……だが、場にロードがいない状況では、佐藤のライフを削りきるには至らなかった。
佐藤 1-0 竹石
Game2
開幕の7枚に《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》を見つけた竹石は文句なしにキープ。一方の佐藤は1マリガンのスタートとなる。
《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》と《思案/Ponder》がお互いの第1ターン。竹石は《不毛の大地/Wasteland》で《Underground Sea》を割り、1点のダメージと《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》をプレゼント。続けて2枚目の《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》が場に送り出される。
次のターンは3体で殴りかかり、佐藤のライフを一気に7点削るも、ゴブリンは弾切れ。佐藤は2枚目のランドを置くと、《燻し/Smother》で《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を除去する。
だが、返すターンの竹石の《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》が呼びだしたのは《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》からの《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》。まさかの一挙展開で場を一気に盛り返す。
佐藤は《仕組まれた疫病/Engineered Plague》で勢いを押しとどめようとするが、竹石は《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》を《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》でコピーし、《猪牙のしもべ/Boartusk Liege》を手札に加える。
竹石は自分のターンでこれをプレイし、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》から生み出されたトークンが佐藤に襲い掛かる。佐藤に残されたライフは少ない。
しかし、佐藤は《渦まく知識/Brainstorm》から《仕組まれた疫病/Engineered Plague》の2枚目を見つけ出し、《殺し/Snuff Out》で《猪牙のしもべ/Boartusk Liege》を除去。竹石の場はまっさらになるが、佐藤の残りライフは1に。
ここから佐藤は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《墓忍び/Tombstalker》と順々に展開。竹石も《棘鞭使い/Stingscourger》で延命するも、所詮は延命にしかならないのだった。
Final Result:佐藤 2-0 竹石
佐藤慎也 Win!
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以上が準々決勝分です。明日の準決勝分に続きます。
しーゆーねくすとたーん。
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「第11回鴨葱杯@板橋 Quarterfinals 佐藤慎也 vs 竹石宏治」
65人の参加者が集まった鴨葱杯。予選ラウンドを勝ちあがった8名の試合の中から、ゴブリンの竹石と、Team Americaを駆る佐藤の試合をお送りしたい。
ダイスロールで5のゾロ目を出した竹石に対して、6のゾロ目で快勝した佐藤の先手でゲーム開始。
Game1
7枚でキープした佐藤に対し、竹石は土地3枚のハンドながら、序盤の展開が少ないハンドをマリガン。次の6枚には《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》があり、これを1ターン目に場に送る。
一方の佐藤の立ち上がりは2ターン目の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。竹石はこれを《棘鞭使い/Stingscourger》でバウンスし、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》のアタックを通す。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》が飛び出して、《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》がハンドに加えられる。
佐藤は《思案/Ponder》を挟み、再びの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。竹石は《棘鞭使い/Stingscourger》のエコーを払わず、2枚目の《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》からさらなる《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》を手札に加える。
佐藤は勇躍《タルモゴイフ/Tarmogoyf》で殴りかかり、2体目の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を場に加える。竹石は《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を場に加えるも、3つ目の赤マナがないためこのターンのアタックはない。
2体の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をレッドゾーンに送り込んだ佐藤の次の手は3体目の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。このターン終了時に、《Underground Sea》が《不毛の大地/Wasteland》で割られ、佐藤の場には青マナがなくなる。
竹石はアドバンテージを稼ぐべく《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》をプレイするが、これは《Force of Will》の的に。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》が3体で殴りかかり、竹石は2体を《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》でチャンプブロック。残りライフは7となる。そして佐藤が苦笑いとともにプレイしたのは4枚目となる《タルモゴイフ/Tarmogoyf》。竹石は2枚目の《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》をプレイし、これが通ると、4枚ともHit!《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を場に加えるも、アタックにはいけない。
佐藤は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を1体残して3体でアタック。これを《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》と《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》でチャンプブロックし、残りライフは3。《Hymn to Tourach》でハンドを攻撃されるも、返すターンで竹石は《棘鞭使い/Stingscourger》で残った《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をバウンスし、《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》だけでアタック、《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》が《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》を与え、もう一体の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を焼き殺す。
しかし、佐藤が止めとばかりにキャストしたのは《墓忍び/Tombstalker》。
竹石のトップデッキは《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》!……だが、場にロードがいない状況では、佐藤のライフを削りきるには至らなかった。
佐藤 1-0 竹石
Game2
開幕の7枚に《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》を見つけた竹石は文句なしにキープ。一方の佐藤は1マリガンのスタートとなる。
《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》と《思案/Ponder》がお互いの第1ターン。竹石は《不毛の大地/Wasteland》で《Underground Sea》を割り、1点のダメージと《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》をプレゼント。続けて2枚目の《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》が場に送り出される。
次のターンは3体で殴りかかり、佐藤のライフを一気に7点削るも、ゴブリンは弾切れ。佐藤は2枚目のランドを置くと、《燻し/Smother》で《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》を除去する。
だが、返すターンの竹石の《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》が呼びだしたのは《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》からの《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》。まさかの一挙展開で場を一気に盛り返す。
佐藤は《仕組まれた疫病/Engineered Plague》で勢いを押しとどめようとするが、竹石は《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》を《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》でコピーし、《猪牙のしもべ/Boartusk Liege》を手札に加える。
竹石は自分のターンでこれをプレイし、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》から生み出されたトークンが佐藤に襲い掛かる。佐藤に残されたライフは少ない。
しかし、佐藤は《渦まく知識/Brainstorm》から《仕組まれた疫病/Engineered Plague》の2枚目を見つけ出し、《殺し/Snuff Out》で《猪牙のしもべ/Boartusk Liege》を除去。竹石の場はまっさらになるが、佐藤の残りライフは1に。
ここから佐藤は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《墓忍び/Tombstalker》と順々に展開。竹石も《棘鞭使い/Stingscourger》で延命するも、所詮は延命にしかならないのだった。
Final Result:佐藤 2-0 竹石
佐藤慎也 Win!
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以上が準々決勝分です。明日の準決勝分に続きます。
しーゆーねくすとたーん。
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