《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
2011年5月30日 MTG/Coverage コメント (2) 今朝、暇だったので、GPプロビデンスの決勝の生中継を見ながら適当にカバレッジを書いてみました。英語読むのめんどいとか、動画見るのだるいとかいう人は、試合の雰囲気くらいはつかめると思うんで、楽しんでやってください。
本家カバレッジはこちらからどうぞ→ http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gppro11/welcome#4
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
「GPプロビデンス 決勝:James Rynkiewicz vs. Bryan Eleyet」
1134人のレガシープレイヤーの頂点を決めるテーブルに座るのは、Bryan EleyetとJames Rynkiewiczだ。使用デッキはそれぞれ『Hive Mind』と『Bant』。特にRynkiewiczの『Bant』には《Force of Will》が入っておらず、トップ8の話題を独占している。
果たして、この選択肢が吉と出るのか、凶と出るのか。
Game1
先手2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《厳かなモノリス/Grim Monolith》という絶好のスタートを切るEleyet。対するRynkiewiczは《渦まく知識/Brainstorm》を唱え、《不毛の大地/Wasteland》と《極楽鳥/Birds of Paradise》を見比べて後者を選択。ここでRynkiewiczはタップアウト。
《Force of Will》が入っていないことを知っているEleyetはセットランドして、1マナ浮かせての《集団意識/Hive Mind》。続けて《タイタンの契約/Pact of the Titan》を突き付けると、《目くらまし/Daze》1枚ではどうにもならずにRynkiewiczはカードを畳んだ。
Rynkiewicz 0-1 Eleyet
Game2
マリガンに見舞われたEleyetに対し、Rynkiewiczの今回の滑り出しは順調で、《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》で《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》をサーチしつつ、エリオットの2ターン目の《厳かなモノリス/Grim Monolith》を《呪文貫き/Spell Pierce》。
更に、3ターン目にEleyetがフェッチランドを起動すると、それにスタックしてRynkiewiczは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》をプレイ。Eleyetの《集団意識/Hive Mind》をライブラリーの底に送る。Eleyetに残されたのは《思案/Ponder》と《否定の契約/Pact of Negation》。もちろんこの《思案/Ponder》をプレイするが、Rynkiewiczは《精神的つまづき/Mental Misstep》。しかし、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》のドローでEleyetが引いていたのも《精神的つまづき/Mental Misstep》で、この《思案/Ponder》が通る。3枚を見てシャッフルを選択し、《厳かなモノリス/Grim Monolith》が手札に加えられる。
一気にゲームを決めてしまいたいRynkiewiczは、《渦まく知識/Brainstorm》から《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》と繋ぎ、《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》で《集団意識/Hive Mind》を封じる。Eleyetは何も出来ず、Rynkiewiczの6点のアタックを受けて残りライフは7に。
ここで《タイタンの契約/Pact of the Titan》を引いたEleyet、先程引いた《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイしてターンを返す。Rynkiewiczは再びフルアタックするが、《タイタンの契約/Pact of the Titan》から生まれたトークンに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》が飲み込まれる。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》で《古えの墳墓/Ancient Tomb》を破壊。
Eleyetはフェッチランドで《Volcanic Island》を持ってきて契約を遂行するが、どう足掻いても1ターン足りずに勝負の行方は最終戦へ。
Rynkiewicz 1-1 Eleyet
Game3
1ターン目の《思案/Ponder》から《古えの墳墓/Ancient Tomb》につなぐEleyet。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》をセットして即起動する。《渦まく知識/Brainstorm》から自分のターンには《思案/Ponder》を続け、《呪文貫き/Spell Pierce》には更なる《渦まく知識/Brainstorm》を合わせて手札の充実を怠らない。
Rynkiewiczは《森の知恵/Sylvan Library》。このマッチアップでは毎ターンほぼ好きなだけ引ける凶悪なカードだ。のんびりしていられないEleyetは3マナから《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイ。Rynkiewiczは一応《目くらまし/Daze》してみるが、Eleyetは1マナ支払い、これを着地させる。
即死の危険があるRynkiewiczは、Eleyetのエンドに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で安全確認。「契約」系のカードしかないことを確認し、そのままを選択。《渦まく知識/Brainstorm》で手札を整備した後、《クローサの掌握/Krosan Grip》で《厳かなモノリス/Grim Monolith》を叩き割る。
《森の知恵/Sylvan Library》が毎ターンRynkiewiczにカードを届け、状況を盤石なものへと変えてゆく。《思案/Ponder》を《精神的つまづき/Mental Misstep》し、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が降臨する。Eleyetのトップを検閲しつつ、自分は《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》から《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》をサーチし、更に《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》も追加。
マナもカードも縛りあげられたEleyetに出来ることといえば、右手を差し出すことだけだった。
Rynkiewicz 2-1 Eleyet
Final Result:James Rynkiewicz Win!
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
以上です。感想・ご指摘などありましたら、コメント欄までよろしくお願いします。
しーゆーねくすとたーん。
本家カバレッジはこちらからどうぞ→ http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gppro11/welcome#4
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
「GPプロビデンス 決勝:James Rynkiewicz vs. Bryan Eleyet」
1134人のレガシープレイヤーの頂点を決めるテーブルに座るのは、Bryan EleyetとJames Rynkiewiczだ。使用デッキはそれぞれ『Hive Mind』と『Bant』。特にRynkiewiczの『Bant』には《Force of Will》が入っておらず、トップ8の話題を独占している。
果たして、この選択肢が吉と出るのか、凶と出るのか。
Game1
先手2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《厳かなモノリス/Grim Monolith》という絶好のスタートを切るEleyet。対するRynkiewiczは《渦まく知識/Brainstorm》を唱え、《不毛の大地/Wasteland》と《極楽鳥/Birds of Paradise》を見比べて後者を選択。ここでRynkiewiczはタップアウト。
《Force of Will》が入っていないことを知っているEleyetはセットランドして、1マナ浮かせての《集団意識/Hive Mind》。続けて《タイタンの契約/Pact of the Titan》を突き付けると、《目くらまし/Daze》1枚ではどうにもならずにRynkiewiczはカードを畳んだ。
Rynkiewicz 0-1 Eleyet
Game2
マリガンに見舞われたEleyetに対し、Rynkiewiczの今回の滑り出しは順調で、《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》で《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》をサーチしつつ、エリオットの2ターン目の《厳かなモノリス/Grim Monolith》を《呪文貫き/Spell Pierce》。
更に、3ターン目にEleyetがフェッチランドを起動すると、それにスタックしてRynkiewiczは《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》をプレイ。Eleyetの《集団意識/Hive Mind》をライブラリーの底に送る。Eleyetに残されたのは《思案/Ponder》と《否定の契約/Pact of Negation》。もちろんこの《思案/Ponder》をプレイするが、Rynkiewiczは《精神的つまづき/Mental Misstep》。しかし、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》のドローでEleyetが引いていたのも《精神的つまづき/Mental Misstep》で、この《思案/Ponder》が通る。3枚を見てシャッフルを選択し、《厳かなモノリス/Grim Monolith》が手札に加えられる。
一気にゲームを決めてしまいたいRynkiewiczは、《渦まく知識/Brainstorm》から《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》と繋ぎ、《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》で《集団意識/Hive Mind》を封じる。Eleyetは何も出来ず、Rynkiewiczの6点のアタックを受けて残りライフは7に。
ここで《タイタンの契約/Pact of the Titan》を引いたEleyet、先程引いた《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイしてターンを返す。Rynkiewiczは再びフルアタックするが、《タイタンの契約/Pact of the Titan》から生まれたトークンに《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》が飲み込まれる。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》で《古えの墳墓/Ancient Tomb》を破壊。
Eleyetはフェッチランドで《Volcanic Island》を持ってきて契約を遂行するが、どう足掻いても1ターン足りずに勝負の行方は最終戦へ。
Rynkiewicz 1-1 Eleyet
Game3
1ターン目の《思案/Ponder》から《古えの墳墓/Ancient Tomb》につなぐEleyet。Rynkiewiczは《不毛の大地/Wasteland》をセットして即起動する。《渦まく知識/Brainstorm》から自分のターンには《思案/Ponder》を続け、《呪文貫き/Spell Pierce》には更なる《渦まく知識/Brainstorm》を合わせて手札の充実を怠らない。
Rynkiewiczは《森の知恵/Sylvan Library》。このマッチアップでは毎ターンほぼ好きなだけ引ける凶悪なカードだ。のんびりしていられないEleyetは3マナから《厳かなモノリス/Grim Monolith》をプレイ。Rynkiewiczは一応《目くらまし/Daze》してみるが、Eleyetは1マナ支払い、これを着地させる。
即死の危険があるRynkiewiczは、Eleyetのエンドに《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で安全確認。「契約」系のカードしかないことを確認し、そのままを選択。《渦まく知識/Brainstorm》で手札を整備した後、《クローサの掌握/Krosan Grip》で《厳かなモノリス/Grim Monolith》を叩き割る。
《森の知恵/Sylvan Library》が毎ターンRynkiewiczにカードを届け、状況を盤石なものへと変えてゆく。《思案/Ponder》を《精神的つまづき/Mental Misstep》し、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が降臨する。Eleyetのトップを検閲しつつ、自分は《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》から《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》をサーチし、更に《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》も追加。
マナもカードも縛りあげられたEleyetに出来ることといえば、右手を差し出すことだけだった。
Rynkiewicz 2-1 Eleyet
Final Result:James Rynkiewicz Win!
♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪,;★;,♪
以上です。感想・ご指摘などありましたら、コメント欄までよろしくお願いします。
しーゆーねくすとたーん。
コメント
素晴らしい。