Pauperの習熟度が上がったらPauper Challengeに出たいなと思っていたんだが、日程を見ると日本時間の日曜26時で絶望してしまった。だから、せめて上位のデッキを眺めて、勉強しつつおもしろいデッキを探していこうと思う。

RGW Midnight Presence
MATHONICAL (11TH PLACE)

4《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
4《深夜の護衛/Midnight Guard》
4《魂の管理人/Soul Warden》
4《魂の従者/Soul’s Attendant》
2《軍旗の旗手/Standard Bearer》

4《金切るときの声/Battle Screech》
4《神々との融和/Commune with the Gods》
4《ゴンドの存在/Presence of Gond》
3《虹色の断片/Prismatic Strands》
2《主の募兵/Cenn’s Enlistment》
2《町民の結集/Gather the Townsfolk》

5《平地/Plains》
1《森/Forest》
1《山/Mountain》
4《カルニの庭/Khalni Garden》
3《灰のやせ地/Ash Barrens》
3《花咲く砂地/Blossoming Sands》
2《抵抗者の居住地/Holdout Settlement》
2《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
1《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》
1《風に削られた岩山/Wind-Scarred Crag》

4《紅蓮破/Pyroblast》
4《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor》
3《忘却の輪/Oblivion Ring》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《未達への旅/Journey to Nowhere》
1《天啓の光/Ray of Revelation》

 最初に取り上げるのは緑白タッチ赤のソウルシスターズだ。8人のシスターズに6枚の再利用できるトークン生成カードはクリーチャーデッキ相手を圧倒する。そして、デッキ名にもなっている《深夜の護衛/Midnight Guard》と《ゴンドの存在/Presence of Gond》でいきなりゲームを終わらせにかかることもできるんだ。この両方をサーチできる《神々との融和/Commune with the Gods》はナイスドローカードだし、護衛を守るために《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》と《軍旗の旗手/Standard Bearer》も投入されている。旗手はトップメタのストンピィに対するアンチカードであることも忘れてはいけない。

 ここ最近のPauper Challengeでは、このデッキタイプは特定のプレイヤー数人(ほぼ同じリストを使っているので、おそらくチームメイトなんだろう)が毎回好成績をあげている。実際に使ってみて楽しいデッキだと感じるし、もっとたくさんのプレイヤーに使われてもいいデッキだと思う。

Mono Blue Delver
VARULFAPNEP (22ND PLACE)

4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》
4《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4《尖塔のゴーレム/Spire Golem》

4《対抗呪文/Counterspell》
4《定業/Preordain》
4《思案/Ponder》
3《目くらまし/Daze》
3《噴出/Gush》
2《断絶/Snap》
2《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
1《払拭/Dispel》

17《島/Island》

3《水流破/Hydroblast》
3《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
2《珊瑚の網/Coral Net》
2《残響する真実/Echoing Truth》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》
1《払拭/Dispel》
1《はらわた撃ち/Gut Shot》

 《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》の登場以降、数を減らしていた青単デルバーだが、最近またちょくちょく見かけるようになってきた。クリーチャーは相変わらずの面子だが、スペルに以前とは違う顔ぶれが見える。それが《断絶/Snap》だ。フリースペルにはフリースペルで対抗といったところで、うまく決まれば相手の攻め手を削りながらカウンター呪文を構えられるし、自分のクリーチャーをバウンスで救う際の大きな問題であるテンポロスも気にならない。今回のPauper Challengeのトップ32に入った3つの青単デルバーいずれもが採用している。デッキの核は間違いなく強いので、メタゲームの向かい風が止めばまたトップに躍り出るだろう。

RG Tokens
MATRA (15TH PLACE)

4《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》
4《生きているトーテム像/Living Totem》
4《巣の侵略者/Nest Invader》
4《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
4《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》
3《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》

4《馬力充電/Dynacharge》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《種のばら撒き/Scatter the Seeds》
4《大量の芽吹き/Sprout Swarm》
2《大群の力/Might of the Masses》

5《山/Mountain》
4《森/Forest》
4《カルニの庭/Khalni Garden》
4《岩だらけの高地/Rugged Highlands》
2《灰のやせ地/Ash Barrens》

3《本質の管理人/Essence Warden》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《電解/Electrolyze》
2《炎の斬りつけ/Flame Slash》
2《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor》
1《鋭い痛み/Flaring Pain》
1《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage》
1《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》

 最後のデッキは赤緑トークンだ。やっていることは他のトークンデッキと同じで、トークンをばら撒いてOverrun――このデッキだと《馬力充電/Dynacharge》だ――を狙う。《生きているトーテム像/Living Totem》がマニアックなチョイスで、召集と強化能力、いずれもがデッキに噛み合っている。そして《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》と《大量の芽吹き/Sprout Swarm》、《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》のシナジーが場とライフの両方にプレッシャーを与え続けるんだ。

 単体のカードパワーではTier1のデッキに劣るかもしれないが、Pauperでは珍しいカラー・コンビネーションということもあり、使ってみたい人は多いんじゃないだろうか。

http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2017-06-26

 ちなみに優勝はウルザトロン。最近主流の《ディンローヴァの恐怖/Dinrova Horror》型ではない青赤ベースの3色型だった。

 それではまた来週。

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