Ionalien (5-0)準青単色の《現実からの遊離/Freed from the Real》コンボです。筆者もこの組み合わせは青赤でずっと回していたのですが、青単色に寄せるというアプローチにはまったく気づかなかったので目からウロコでした。一応コンボの説明をしておくと、《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》に《風のゼンディコン/Wind Zendikon》をエンチャントしてクリーチャー化し、さらに《現実からの遊離/Freed from the Real》をエンチャントすると無限マナとなります。《斧折りの守護者/Axebane Guardian》型と比べて、ソーサリー除去を受け付けないというのがメリットですね。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-constructed-league-2018-10-17
4《幻の漂い/Drift of Phantasms》
1《炎波の発動者/Flamewave Invoker》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《目くらましの呪文/Dizzy Spell》
4《探検の地図/Expedition Map》
4《現実からの遊離/Freed from the Real》
4《思案/Ponder》
4《定業/Preordain》
4《風のゼンディコン/Wind Zendikon》
3《万の眠り/Gigadrowse》
2《衝動/Impulse》
1《払拭/Dispel》
1《ケアヴェクの火吹き/Kaervek’s Torch》
15《島/Island》
4《イゼットの煮沸場/Izzet Boilerworks》
1《ハリマーの深み/Halimar Depths》
4《対抗呪文/Counterspell》
4《断絶/Snap》
3《取り繕い/Turn Aside》
2《送還/Unsummon》
1《払拭/Dispel》
1《万の眠り/Gigadrowse》
パウパーならではの軽量ドローと、《目くらましの呪文/Dizzy Spell》と《幻の漂い/Drift of Phantasms》という2種の変成カードにより、コンボは割りと安定して5-6ターンで決まります。《万の眠り/Gigadrowse》もあるので、遅いデッキ相手にはかなり戦えそうでした。しかし、エルフやウィー=ゼロックスといったスピード勝負してくる相手には無抵抗のまま撲殺されるパターンしかなく、そこがしんどかったですね。バーンにも勝てないと思います。それを何とかするためにちょっと歪なサイドボードになっているのかもしれません。そこさえなんとかなればもっと安定しそうです。
《渦まく知識/Brainstorm》と《探検の地図/Expedition Map》は2枚目を引きたくないから3枚にできないか、《ハリマーの深み/Halimar Depths》は本当に必要なのか、代わりにサイクリングランドではダメなのかというのが、メインボードの気になるところです。
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