《悲劇的教訓/Tragic Lesson》
2020年1月20日 MTG
最近パウパーで使っている《悲劇的教訓/Tragic Lesson》型の青赤氷雪フェアリーの、デッキガイドほど大層なものではないですが、簡単な解説をしたいと思います。自分は別にこのデッキで勝ちまくっているわけではないですが、それなりに使って一応リーグで(ギリギリ)勝ち越しはしているので、概要だけでも掴んでいただいて、食わず嫌いで使っていなかった人にぜひ使ってもらいたいです。自分より上手い人ならきっともっと勝てると思います。
参考としたリストはいくつかありますが、最近の5-0リストを置いておきます。
https://www.mtggoldfish.com/deck/2665184#online
自分が使っているリストは以下。
4《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
4《フェアリーの予見者/Faerie Seer》
4《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4《対抗呪文/Counterspell》
4《定業/Preordain》
4《雪崩し/Skred》
2《渦まく知識/Brainstorm》
2《除外/Exclude》
2《火+氷/Fire+Ice》
2《稲妻/Lightning Bolt》
2《悲劇的教訓/Tragic Lesson》
1《剥奪/Deprive》
1《商人の巻物/Merchant Scroll》
10《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
3《灰のやせ地/Ash Barrens》
3《進化する未開地/Evolving Wilds》
2《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
3《水流破/Hydroblast》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《電謀/Electrickery》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
2《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》
1《残響する真実/Echoing Truth》
ちなみにサイドボードは本当に適当なので参考にしないでくださいw 解説もしませんw
また、『テーロス還魂記』以前の環境についての内容が多くなります。ご容赦ください。
■デッキの思想
軽くて取り回しの良いスペルで攻防を行ないながらロングゲームに持ち込んで、《悲劇的教訓/Tragic Lesson》+《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》を揃えてわっしょい。
・ロングゲーム前提のため、ロングゲームに強いウルザトロン相手にやや不利になっている。
・1試合が長くなりやすく、制限時間ギリギリまでプレイすることが多い。
■各カードの枚数の意図
《フェアリーの予見者/Faerie Seer》×4
このカードのおかげでキャントリップの枚数を気持ち抑えることができる。《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》と違い「2枚サイドアウトする」といったことができるようになった。
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》×0
ロングゲームを目指す方向性と合わないので不採用。ライブラリー操作が少し減った上で《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》のヒット率を担保するためにもクリーチャーの数は絞りたい。
《定業/Preordain》×4
フェッチと組み合わせることが少ないため《思案/Ponder》よりも優先される。また、インスタントでプレイできることよりも1マナでプレイできることのほうが価値が高いため《海の神のお告げ/Omen of the Sea》よりも優先される。
《渦まく知識/Brainstorm》×2
フェッチと組み合わせることが少ないためこの枚数。序盤よりも終盤のほうが強く、デッキの方向性と噛み合っているため《思案/Ponder》よりも優先される。
《悲劇的教訓/Tragic Lesson》×2
今回のリストのポイント。中盤以降に引けば《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》と組み合わせることでアドバンテージを生み出し続けることができる。もちろん序盤に引くと弱かったりもするが、それは《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》も同じなのであまり気にならない。むしろ《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》があるだけで1枚目からほぼマスカンになる《悲劇的教訓/Tragic Lesson》のほうが優れていると思う。たまに土地を戻さずディスカードもする。3枚のリストも見かけるが、序盤に手札でダブつくと死にそうなので2枚としている。
《除外/Exclude》×2
ウルザトロンやボロス統治者といったやや不利な相手に高いバリューを出すために2枚採用している。ここは好みの問題だが、ある程度範囲の広いカウンターとして優先度は高いと思う。代替案としては《払拭/Dispel》など。
《火+氷/Fire+Ice》×2
ここも好みの問題。《商人の巻物/Merchant Scroll》(後述)をとるなら1枚はあったほうがいいと思うが、サイドアウト率も高く0枚まで減らせられる。代替案としては《残響する真実/Echoing Truth》や追加の《稲妻/Lightning Bolt》など。
《稲妻/Lightning Bolt》×2
ここも好みの問題。個人的には3枚にしたいような気がしないでもない。
《剥奪/Deprive》×1
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》と組み合わせれば勝ってる場で完全に蓋をすることができる。そうでない場でもそれなりに強い。やはり2マナカウンターは正義。1枚は必ず欲しい。
《商人の巻物/Merchant Scroll》×1
オシャレ枠。勝ってる場なら《剥奪/Deprive》に、負けてる場なら《悲劇的教訓/Tragic Lesson》になるし、《対抗呪文/Counterspell》をサーチするだけでも十分。代替案としては7枚目のキャントリップとして《思案/Ponder》。
土地×20
デフォルトの18枚+《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》2枚。既存の土地枚数に対する追加の土地ということで、《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》のタップインがそこまで気になったことはない。そのわずかなリスクを超える大きなリターンがある。基本は《悲劇的教訓/Tragic Lesson》や《剥奪/Deprive》を回収するが、火力や《対抗呪文/Counterspell》、《定業/Preordain》を積むことも多い。積まない選択肢があるのも重要。
以上。参考になれば幸いです。質問、ツッコミ大歓迎です。
参考としたリストはいくつかありますが、最近の5-0リストを置いておきます。
https://www.mtggoldfish.com/deck/2665184#online
自分が使っているリストは以下。
4《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
4《フェアリーの予見者/Faerie Seer》
4《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4《対抗呪文/Counterspell》
4《定業/Preordain》
4《雪崩し/Skred》
2《渦まく知識/Brainstorm》
2《除外/Exclude》
2《火+氷/Fire+Ice》
2《稲妻/Lightning Bolt》
2《悲劇的教訓/Tragic Lesson》
1《剥奪/Deprive》
1《商人の巻物/Merchant Scroll》
10《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
3《灰のやせ地/Ash Barrens》
3《進化する未開地/Evolving Wilds》
2《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
3《水流破/Hydroblast》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《電謀/Electrickery》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
2《渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm》
1《残響する真実/Echoing Truth》
ちなみにサイドボードは本当に適当なので参考にしないでくださいw 解説もしませんw
また、『テーロス還魂記』以前の環境についての内容が多くなります。ご容赦ください。
■デッキの思想
軽くて取り回しの良いスペルで攻防を行ないながらロングゲームに持ち込んで、《悲劇的教訓/Tragic Lesson》+《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》を揃えてわっしょい。
・ロングゲーム前提のため、ロングゲームに強いウルザトロン相手にやや不利になっている。
・1試合が長くなりやすく、制限時間ギリギリまでプレイすることが多い。
■各カードの枚数の意図
《フェアリーの予見者/Faerie Seer》×4
このカードのおかげでキャントリップの枚数を気持ち抑えることができる。《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》と違い「2枚サイドアウトする」といったことができるようになった。
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》×0
ロングゲームを目指す方向性と合わないので不採用。ライブラリー操作が少し減った上で《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》のヒット率を担保するためにもクリーチャーの数は絞りたい。
《定業/Preordain》×4
フェッチと組み合わせることが少ないため《思案/Ponder》よりも優先される。また、インスタントでプレイできることよりも1マナでプレイできることのほうが価値が高いため《海の神のお告げ/Omen of the Sea》よりも優先される。
《渦まく知識/Brainstorm》×2
フェッチと組み合わせることが少ないためこの枚数。序盤よりも終盤のほうが強く、デッキの方向性と噛み合っているため《思案/Ponder》よりも優先される。
《悲劇的教訓/Tragic Lesson》×2
今回のリストのポイント。中盤以降に引けば《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》と組み合わせることでアドバンテージを生み出し続けることができる。もちろん序盤に引くと弱かったりもするが、それは《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》も同じなのであまり気にならない。むしろ《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》があるだけで1枚目からほぼマスカンになる《悲劇的教訓/Tragic Lesson》のほうが優れていると思う。たまに土地を戻さずディスカードもする。3枚のリストも見かけるが、序盤に手札でダブつくと死にそうなので2枚としている。
《除外/Exclude》×2
ウルザトロンやボロス統治者といったやや不利な相手に高いバリューを出すために2枚採用している。ここは好みの問題だが、ある程度範囲の広いカウンターとして優先度は高いと思う。代替案としては《払拭/Dispel》など。
《火+氷/Fire+Ice》×2
ここも好みの問題。《商人の巻物/Merchant Scroll》(後述)をとるなら1枚はあったほうがいいと思うが、サイドアウト率も高く0枚まで減らせられる。代替案としては《残響する真実/Echoing Truth》や追加の《稲妻/Lightning Bolt》など。
《稲妻/Lightning Bolt》×2
ここも好みの問題。個人的には3枚にしたいような気がしないでもない。
《剥奪/Deprive》×1
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》と組み合わせれば勝ってる場で完全に蓋をすることができる。そうでない場でもそれなりに強い。やはり2マナカウンターは正義。1枚は必ず欲しい。
《商人の巻物/Merchant Scroll》×1
オシャレ枠。勝ってる場なら《剥奪/Deprive》に、負けてる場なら《悲劇的教訓/Tragic Lesson》になるし、《対抗呪文/Counterspell》をサーチするだけでも十分。代替案としては7枚目のキャントリップとして《思案/Ponder》。
土地×20
デフォルトの18枚+《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》2枚。既存の土地枚数に対する追加の土地ということで、《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》のタップインがそこまで気になったことはない。そのわずかなリスクを超える大きなリターンがある。基本は《悲劇的教訓/Tragic Lesson》や《剥奪/Deprive》を回収するが、火力や《対抗呪文/Counterspell》、《定業/Preordain》を積むことも多い。積まない選択肢があるのも重要。
以上。参考になれば幸いです。質問、ツッコミ大歓迎です。
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