史上初の開催となったチャンピオンシップ。その優勝者を決める舞台に、オータム・バーチェットとブラッド・バークレイの2人が昇りつめた。ヒストリックで行なわれるチャンピオンシップマッチ、2人が操るのはバーチェットがゴブリン、バークレイがアゾリウス・コントロールだ。

Match1

 チャンピオンシップマッチは「2マッチ先取」で行なわれる。

Game1

 バークレイの先手。バーチェットは《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》から2ターン目に《通報の角笛/Herald’s Horn》を設置する。

 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》を《霊気の疾風/Aether Gust》でライブラリーの1番上に戻し、《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》を追放するバークレイ。バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》でライブラリーのトップから《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》につなげる。

 バークレイの場に《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が着地するが、バーチェットは《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》を追加し、《エンバレス城/Castle Embereth》を起動しテフェリーを退場させる。仕方なく《神の怒り/Wrath of God》で一掃するバークレイ。

 バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》のおかわりから《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》と展開していく。《排斥/Cast Out》でどちらを除去するか選択を迫られるバークレイ。少し悩んで《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》を除去した。

 トップから《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》と続けてめくるバーチェット。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》は《吸収/Absorb》されるが、これでバークレイの手札は0枚に。

 バーチェットは《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》を追加しフルアタック。《エンバレス城/Castle Embereth》2枚の力を借りて11点のダメージを与える。しかし《神の怒り/Wrath of God》で再び盤面はリセット。

 さらなる《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》でアタックし、バークレイの残りライフは2に。しかし、《ヴァントレス城/Castle Vantress》の力を借りて三度《神の怒り/Wrath of God》。《吸収/Absorb》も構え、盤石の体制か。残り2点のライフが遠い。

 バークレイは《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》で《サメ台風/Shark Typhoon》を手札に加えるが、バーチェットの《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》でナーセットは退場。トップデッキした《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》は自重しておく。

 X=7の巨大なサメがバーチェットのエンドに登場し、バーチェットを襲う。更に《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》。ゲームに蓋をしにかかる。

 温存していた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》と今引いた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を眺めるバーチェット。2連打で決めに行くが、バークレイの《吸収/Absorb》に阻まれる。更に攻撃は《サメ台風/Shark Typhoon》X=2で阻まれる。

 しかしバークレイは打ち消し呪文を引けない。バーチェットは巨大な《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》でテフェリーとサメをまとめて対処する。バークレイは《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》をおかわり。さらに《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》を起動するが、悲しいことに土地が4枚。

 チャンスが訪れたバーチェット。《通報の角笛/Herald’s Horn》と《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》で望みをつなげるが、バークレイはナーセットで《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》を手に入れ、《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》を対処する。

 《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》をプレイするものの、《吸収/Absorb》。バークレイがすべての攻めを捌き切り、最後は《サメ台風/Shark Typhoon》X=5でバーチェットのライフはピッタリ0になった。

Game2

 《精神石/Mind Stone》スタートのバーチェット。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》の2点のアタック。続けて《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をプレイするが、これには《吸収/Absorb》が刺さる。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を追加してダメージを増やすが、《不可解な終焉/Baffling End》で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》は退場。

 《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》に《霊気の疾風/Aether Gust》を当てるバークレイ。《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が登場するが、バーチェットは《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》と《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を追加してこのテフェリーを落とす。

 サイクリングを続けて《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を置くだけのバークレイに対し、《通報の角笛/Herald’s Horn》を追加するバーチェット。5点のアタックを受けバークレイの残りライフは11に。

 バーチェットは《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》で《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を割り、ライブラリーのトップから《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイする。これには《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》が当たるが、ライブラリーの次の1枚もマクサス! しかも場のクロックも止められない。

 マクサスのプレイを見届けるまでもなく、バークレイが投了した。

Game3

 後手のバーチェットの《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》が試合開始を告げる。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》に対し、《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を生贄にささげ《通報の角笛/Herald’s Horn》を設置する。

 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》に《吸収/Absorb》。しかし2枚目の《通報の角笛/Herald’s Horn》でアドバンテージを取りに行く。バークレイは《サメ台風/Shark Typhoon》X=2でクロックをつくる。

 バーチェットは《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》から《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイするが、《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》で弾かれる。

 《通報の角笛/Herald’s Horn》がバーチェットにゴブリンを届ける。《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》からの《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》だが、再びの《吸収/Absorb》。仕方なく《精神石/Mind Stone》でマナを伸ばす。バークレイは静かにサメでダメージを刻む。

 《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》から《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》と続け、一気にクロックを増強するバーチェット。しかし2枚目の《サメ台風/Shark Typhoon》X=4で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》が討ち取られる。バークレイのライフはまだ12も残っている。

 2体のサメでアタックしてバーチェットの残りライフは5。バーチェットにこの空飛ぶサメへの解答はなく、バークレイが1マッチ目を先取した。

バーチェット 0-1 バークレイ

Match2

Game1

 後手のバーチェットの《ずる賢いゴブリン/Wily Goblin》に《検閲/Censor》が刺さる立ち上がり。続くターンの《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》は通り、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》が手札に加えられる。

 《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》から《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》を設置するバークレイ。バーチェットは《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》を加え、2体のゴブリンでナーセットを落とす。

 ゴブリンたちが《神の怒り/Wrath of God》で流される。《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》から再度の《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を手札に加え、準備を整えるバーチェット。バークレイは《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》をおかわり。

 バーチェットは手札に加えた《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をプレイするが、《霊気の疾風/Aether Gust》が飛ぶ。そして《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を加えるバーチェットだが、テフェリーが生き残り、《神の怒り/Wrath of God》が場を一掃する。

 《精神石/Mind Stone》からの《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》には《検閲/Censor》。ただの大きいゴブリンと化した《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》にも《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》。《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》がトークンを生む。再度のマクサスには《吸収/Absorb》。

 《通報の角笛/Herald’s Horn》も《本質の吸収/Essence Drain》されて、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》は通るが《排斥/Cast Out》。バーチェットの手札は0枚に。

 止めの巨大な《サメ台風/Shark Typhoon》でバーチェットのライフはあっという間に0になった。

Game2

 バーチェットの初動は《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》。これには《検閲/Censor》が刺さる。《通報の角笛/Herald’s Horn》には《吸収/Absorb》。

 2枚目の《通報の角笛/Herald’s Horn》。これが通り、2マナとなった《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》で《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をサーチする。

 《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》でドローを進めるが、バークレイの手札は土地だけ。《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》から《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》と続け、テフェリーを退場させる。

 動きのないバークレイに対し、《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》をプレイ。これが通る。トークンを生成し、《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を残しアタック。《サメ台風/Shark Typhoon》でブロッカーを用意するが、バークレイの残りライフが13まで落ち込む。

 《神の怒り/Wrath of God》でなんとかリセットされるが、バーチェットはここまで温存しておいた《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》をプレイ。《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》と《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》がめくれ、一気にバークレイのライフはなくなった。

Game3

 後手のバーチェットが《精神石/Mind Stone》から《通報の角笛/Herald’s Horn》、《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》と展開していく。バークレイは《サメ台風/Shark Typhoon》で1/1を生成しつつドローを進める。

 《排斥/Cast Out》で《通報の角笛/Herald’s Horn》が対処されるも、《人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop》がバーチェットの場に追加される。バークレイは何もしない。

 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》をライブラリートップから唱え、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》と続けるが、《検閲/Censor》で弾かれる。バークレイのライフは10に。

 盤面が《空の粉砕/Shatter the Sky》で一掃され、バーチェットは《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》と《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》とリカバリーするが、さらなる《排斥/Cast Out》でクレンコは対処される。

 マナがなくなったところに《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》を追加し、バークレイのライフを6まで落とし込むが、酋長は《不可解な終焉/Baffling End》で退場。《上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee》には《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》。

 《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》が着地し、チャンピオンシップマッチが終焉に向かう。《サメ台風/Shark Typhoon》X=1で《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》も討ち取り、さらなる《サメ台風/Shark Typhoon》で決着をつけにいくバークレイ。

 バーチェットの最後の祈りの《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》が《吸収/Absorb》され、追加の《サメ台風/Shark Typhoon》が吹き荒れ、チャンピオンシップの王者が決まった。おめでとう、バークレイ!

バーチェット 0-2 バークレイ

ブラッド・バークレイ Win!

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