日本選手権2020ファイナルの決勝戦。イゼット・テンポを乗りこなす井川と、スゥルタイ根本原理を操る玉田。日本王者に輝くのはどちらだ?

Game1

 《海の神のお告げ/Omen of the Sea》から《耕作/Cultivate》と立ち上がった先手の玉田。対する井川の動きはない。

 《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を手札に加え、次のターンにはそのヨーリオンをプレイ。《海の神のお告げ/Omen of the Sea》が明滅される。《霜噛み/Frost Bite》と《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》でこのヨーリオンを対処する井川。

 5マナを立てて返した井川に《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》を叩きつける玉田。井川は《サメ台風/Shark Typhoon》をサイクリングするが、その手にカウンターはなく、Game1は玉田が先取した。

井川 0-1 玉田

Game2


 井川はマリガン。しかしそこに土地は1枚しかなく、ダブルマリガンに追い込まれる。2ターン目に《襲来の予測/Saw It Coming》を予顕する立ち上がり。

 3ターン目に《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》をドローし、悩んだ末プレイする井川。《海の神のお告げ/Omen of the Sea》しかなく、この秘本が通る。

 《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を手札に加えるだけの玉田。続くターンには《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》をプレイするが、井川の手札には何も追放するものがない。

 《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》でドローを進め、マリガンぶんのアドバンテージを取り返した井川。玉田は《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》をプレイするが、井川の《アショクの消去/Ashiok’s Erasure》が突き刺さる。

 続けて《星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent》をプレイするが、《アショクの消去/Ashiok’s Erasure》の2枚目を構えていた井川。この海蛇が場に出ることを許されない。

 さらに《アールンドの天啓/Alrund’s Epiphany》で仕掛ける玉田。これを通す井川。《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》のダメージが刻まれていく。《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》を予顕して終える玉田。

 井川の《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》が役目を終えるが、ドローが土地ばかり。エンドに《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》が唱えられ、玉田の手札が充実していく。

 《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》の攻撃に対し、たまらず《不詳の安息地/Faceless Haven》でブロックに行く井川。しかし、《無情な行動/Heartless Act》が無情にも刺さる。さらなる援軍の《鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained》には《本質の散乱/Essence Scatter》を当てようとするが、これも《神秘の論争/Mystical Dispute》2枚で弾かれる。

 仕方なく《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing》で《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》と《鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained》を対処するが、井川はフルタップに。

 玉田が必殺の《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》を唱えると、井川は苦笑いを浮かべる。《キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea God》と《星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor》が戦場に。

 井川は最後に「Good Game」のエモートをクリックし、日本王者の誕生を称えた。

井川 0-2 玉田

玉田遼一 Win!

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